Coi通信 2022年12月
2022年1月から始めたCoi通信、12月まで更新を続けることができました。
1年間更新がまず初めの目標にしていたので
小さな目標ですが達成です。
ちりつもでこれからも何かにつながるといいな。
希望を捨てずにこつこつ続けていこうと思っています。
オーダーしていた布たちが少しづつ届き始めました。
届いた布は検品したら、次は洗い作業です。
Coiではコットンの布地は必ず一度水通しの作業を行っています。
草木染の定着度の確認や、布目をただす(裁断前の収縮率の確認等
欠かせない作業の一つです。
今回届いたのは大判サイズの布地
前回のハンドタオルサイズや細幅のストールが届いてからだいぶ時間が経ってしまいました。
マーケティング側としてはシリーズ揃えてお披露目したいところなのですが
揃うのを待っているといったいいつお披露目できるのかまったく予想ができません。
ここ数か月、生産が滞っています。
コットン不足、藍染の不調が続いていたのですが、
さらに織手がいないと報告がありました。
他の村では、村内で人が亡くなったときは織物をしてはいけないという伝統風習により
連絡をし確認をする度に人がお亡くなりになっています。(お葬式が頻繁に行われている)
その他にもデング熱なのかなんなのか体調不良者が続出したり
時期的に農作業の収穫期であったり
まてどまてど様々な理由により納期が遅れます。
そして
ここにきて一気にコットンの価格が値上がりました。
Coiも随時価格変動には対応しておりましたが、
来年からはさらなる値上げとなってしまいそうです💦
そんな状況なのですが、、
驚きのうれしいこともあって!
なんと同じ柄を出すのに2種類の織り方法で仕上げてくれていたのです。
写真をみてお分かりになりますでしょうか?
左は綴れ織り、右は絣染めで模様部分が織られています。
実はこれ、オーダー時に生産者へ相談をしてた部分でした。
デザインをしながらどちらの技術で織るのがイメージに近いのか悩みつつ、
ただ村でそれぞれの手法ができるかどうかわからなかったから。
どちらの手法ができるか?やりやすいか?確認して
最終的に綴れ織りでまとまっていた(と私は思っていました)のが
ここにきて出来上がった分のうち若干数を絣染めで仕上がってきていました。
※全部じゃないってところもなんか不思議。
実際に2種類の方法で織ってみた感想としては
絣染めは難しいけど、出来上がりはこっちの方がきれいだよねっ ということでした。
コットン×葛糸の布地、カラーバリエーションが出来上がり始めました
今回届いたのは青みがかった黒地とグリーン地。
あれ?藍染が不調といってたけど黒はどうしたのかなと疑問に思い聞いてみると
何年も前に染めてストックしていた糸を使った、とのことでした。
なるほど。
グリーンは前回に比べると淡く薄めの色に仕上がってきました。
次にいつ出会えるかわからない、ラオスの自然からいただく色。
再挑戦に向けて作業スタート
前回納期が守れずとん挫してしまった新規プロジェクト
再度チャンスをいただくことができました。
生産者には納期が必須ということをなんどもなんども伝え
心機一転、村では染色の作業がスタートしました。
このプロジェクトは、毎年継続して行われているもので
うまくいけば今後も定期的にまとまった数を村へオーダーすることができます。
だから一緒に頑張りたいと説明をしました。
もちろん一方的になってしまってはよくないので受けるか受けないかは話し合いました。
受けると決めた後は、できるかできないかの判断を先延ばしにしないようにともお願いしました。
事情があってどうしてもできないときは仕方がありません。
でも問題は、できるできると言いながら最後になって納期を守れないことなんです。
このあたりきちんと伝わっていることを願います。
来年は久しぶりに各少数民族の村へもに行けるといいなと考えています!
そのために残りの年内はいろいろ準備と環境整えようと
まずは移動に欠かせないバイクの修理、というかエンジン丸ごと取り替えました。
今までお世話になったエンジン。ありがとう
パワーアップしたエンジンにはこれからまた存分に活躍してもらおうと思います。
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